過去の投稿にたびたび登場の「サブリース」
サブ = 補助的
リース= (中長期)賃貸契約
なかなかにぼやけている。
検索すると
「転貸」「借上げ」「一括借上げ」「家賃保証」などのキーワードが出てくる。
いずれもサブリースが持つ一側面だ。
都合の良い側面を強調した説明で誤解を与えられた、
判断するには情報が不十分だった、詐欺まがいだ、
と問題になっている事例は少なくない。
だいぶサブリースも有名になった。
なぜ こうも 様々なキーワードがある??
サブリース の性質を 掘り下げてみようか。
門前の小僧なんとやら。
ここにいると無駄にいろいろと見聞きするものだ。
正式名称は「借上型 管理」。
不動産会社が自分以外のオーナーの所有物件を管理する際の管理委託契約の一形態だ。
この管理委託契約の中身は、オーナーと不動産会社との賃貸借契約である。
貸主1 = オーナー
借主1 = 不動産会社
という関係だ。
むろん、不動産会社は自分が住むために借りたわけではない。
管理運用のため、入居者を探し、
貸主2 = 不動産会社
借主2 = 第三者
として転賃貸借契約する。転貸、平たく言えば又貸し するわけだ。
少し 「サブ」「リース」 が見えてきたような。
不動産会社がオーナーに代わり貸主となり 第三者へ貸し出す
と言ったところだろうか。
これがサブリースの肝だったりする。
幽霊だって 正体がわかれば怖くない。