2018年9月6日木曜日

月刊不動産流通のわが社のCSRに地域猫保護活動が掲載されました


運命の出会い、きっかけに、地域猫の保護活動に注力。これまで50匹を里子に!


東京・千歳烏山を中心に不動産賃貸・売買仲介・不動産コンサルティングなどを手掛けるエドマスター株式会社(東京都世田谷区、代表取締役・武岡史郎氏)は15年ほど前から地域猫(地域住民が共同管理している野良猫)の保護活動を展開している。かつて店舗周辺だけで40匹ほどいた地猫も、活動のかいあって今ではほとんど見ることがなくなったという。

不幸な猫を減らすため行政の陳情も

同社は15年ほど前、徳島にある兄の会社の東京支店として世田谷区千歳烏山に事務所を開設。当時、同店舗の半径100m圏内だけでも数十匹の野良猫がいたそうだ。武岡氏は交通事故や病気など、さまざまな原因で猫が命を落としているのを目の当たりにし、心を痛めてきた。「そんな折、雨の日に事務所のドアを開けると一匹の猫が座っていて、『にゃあ』と。
今考えれば、凍えて助けを求めていたんでしょうね」(武岡氏)。すぐに保護して動物病院に連れて行ったという。

これが”運命の出会い”になった。

その猫を飼い始めた同氏は、それまで以上に野良猫に関心を持ち、日々の餌やりや保護・去勢などの保護活動を本格的にスタート。地道な活動を続けていった結果、ここ数年は周辺に1匹だけになった。一時期は餌代だけで月に2万~3万にもなっていたという。保護した猫のうちこれまでに約50匹を里子に出し、そして今も同氏と同氏の母の家で計14匹の猫を飼っている。
一方、近隣の公社住宅の敷地内にも多くの野良猫がいるため、同社でも住民ボランティアと協力して世話や保護を行っている。8年前からは、東京都住宅供給公社と折衝を重ね、公社が敷地の一角に”地域猫”の餌場をつくるなど、理解も徐々に進んできた。

今後は行政や国会議員への陳情など、不幸な野良猫を減少させるための活動を進めていくという。「捨てることに対する罰則強化や虐待防止、生体販売の禁止などを訴えていきます。不幸な野良猫が減ることは、地域の環境向上にも役立つので、不動産会社としいても意義があります。広報活動にも力を入れていきたいですね」同氏。