2015年7月8日水曜日

第1回 「若い人の感性にかけたのよ」 ~国分寺アパート11軒の再生事例~


エドマスが不動産再生をお手伝いさせていただいたオーナーさんに、エドマス社外レポーターが、インタビューしたプロジェクトです。

第1回 「若い人の感性にかけたのよ」
~国分寺アパート11軒の再生事例~

1回目で、決めてしまった


新緑の季節のそよ風が舞い込む、ちょっと下町な居心地のよいマンションの5階。陽のよくあたるご自宅にお邪魔して、取材をさせていただきました。

素敵な笑顔で迎えてくださったのは、Uオーナーさん(以下Uさん)。
Uさんは、私がエドマスター(以降:エドマス)の武岡社長に「特に、思い入れの大きかったお宅の話を聞かせて」とお願いした時に真っ先に、お名前のあがった方でした。

Uさんが、初めてエドマスと出会ったのは1年前。Uさんご本人と弟さん、そしてエドマスの武岡社長と清水さんの4人で、ご自宅で会った。なんと、その1回目で、エドマスにお願いすることを決めてしまった。

ご依頼された物件は、国分寺駅から徒歩11分のアパート2棟。約5年間、入居者が埋まらなかったアパート16部屋中11部屋が、オフシーズンにも関わらず、工事完了後1ヶ月以内にすべてあっさりと決まった。

オーナーUさん



なぜ、エドマスに依頼しようと思ったのだろう。

「年齢聞いたら、ずいぶん若いじゃないって思ったわ。でもね、もう、普通のリフォームじゃ決まらないって分かってたの。だからね、若い人のセンスにかけてみようって思ったわ」

とは言いつつ、内心、不安はあったはずだ。
そんな不安をかき消すように、武岡社長は「大丈夫ですよ、決まりますよ」と、あっけらかんと言っていたそうです(笑)

Uさんは、2年間もの間、“リフォーム”という選択肢以外に新築にするか、それとも更地にしてしまおうか、悩み、見積りも2社からとっていたそうだ。大手が提案してきたのは、いずれも、建てかえの提案。数千万円だった。リフォームも、大手の会社さんでお願いしたこともあったが、当たり障りになく“綺麗になった”だけで、入居者が決まらなかった苦い経験があった。

エドマスにお願いし、2ヶ月が過ぎた頃、「これは大丈夫そうだなって、安心することができました」
1ヶ月に1回は、武岡社長か清水さんと一緒に現地に行き、給湯器から始まり、壁紙までどれを選択するか、確認しながら決めていったそうです。

「あ、そうそう」といって奥の部屋からUさんがメモを持ってきてださった。どこがエドマスの仕事を評価できたのか、ということを事前にメモしてくださっていた。

事前にご用意してくださったメモ!


ここには、大事なこと書き忘れちゃったわと言って「どの工務店の方も、色んな方が出入りしたけど感じのいい方ばっかりなの。みーんな感じがいいの。」



工事も終盤になると

「もう玄関を開けたとたん、これは決まる、これはいいわ、って空気になってた」
その予感通り、工事が終わる前に、無事に入居者が決まったと武岡社長からあった。

エドマスでは、リフォームして終わりではなく、的確な家賃の提案・入居者が決まるところまでを、お手伝いしている。
現場担当をしたのが、清水さん。
「とにかく、私たちの言っていることを細かく聞いてくれて、清水さんって、ずーっときちんとメモしているのよね。そして、ちゃんと次回(それが汲み取られたことが)提案されるの。だから、私たち、お仕事っぷりが気に入ってしまって」

進行中のご自宅の工事打ち合わせ。


取材した日は、ちょうどご自宅のお風呂の工事もエドマスに依頼されているところだった。Uさんの質問に、丁寧に絵を書いて説明する清水さん。


メモをしつつその場で提案

リフォーム後

最後に、Uさんにリフォーム後のご家族の反応を聞いてみたらとっても意外な答えが返ってきました。
娘さんも、お孫さんも、そんなに興味がないんです、という。

「娘や孫にとってみると、不動産というものは収入が入ってくるのが当たり前っていう感じ。10年後を考えると、孫は27歳。27歳になったら、彼は彼なりの考え方ができる年。その時に、彼なりの方法でこの資産が活かせるようにしておきたかった」

Uさんからは、アパートのご依頼のあとも、ご自宅のリフォームから、別荘の行き来など、まるで親戚のようにお付き合いいただいている。

リノベーションのエドマスター株式会社
レポート担当:清水

国分寺徒歩11分 アパート1棟
アパートのリノベーション|パティオハナミズキ